第67回中央委員会
2023春闘方針を確立
3%以上のベア獲得を
1月21日、全国農団労は「第67回中央委員会」を京都市内で開催した。
中央委員会は、議長に茨城の石橋委員を選出した後、川岸委員長代行の挨拶を受けた。議事に入り、2022秋期年末闘争総括、2023春闘方針および要求などの議案を審議した。2023春闘方針では、人への投資を行うことや物価高に対応することを掲げ、定昇プラス3%の方針を掲げた。また、産別内格差是正としてミニマム水準、規模間格差是正として到達水準を設定し、賃金の底上げを図ることとした。委員からは「3%のベースアップを掲げるのは良いが、勝ち取るまでたたかう覚悟を持って取り組みに臨むべき」などの意見が出された。
提案されたすべての議案が賛成多数で承認され、中央委員会を閉会した。
2023春闘討論集会
ベースアップ 必ず勝ち取るぞ!
優秀な人材確保が農協の共通課題
全国農団労は「2023春闘討論集会」を京都市内で1月20日に開催した。この間、コロナ禍のため中止を余儀なくされてきたが、3年ぶりの開催となり、57人が参加した。
大谷委員長の開会挨拶の後、中本書記長が2023春闘方針案を提起。物価の高騰が続く中、定昇に加えベースアップ3%を統一要求とする方針を提起した。
分散討論では「2023春闘をどう取り組むのか」を共通テーマに7班に分かれて討論を行った。各分散会から、今春闘においてベアを実現するために何が必要かを重点に討論が行われ、昨春闘や2022秋期年末闘争の交渉を振り返って、具体的な取り組みを模索していくさまざまな議論が報告された。
討論集会の最後には、川岸委員長代行の音頭で団結ガンバローを三唱し、ベアを必ず勝ち取ることを全体で確認し、終了した。
↓ 分散討論の様子
規制改革推進会議の「農協改革に関する意見」に対する抗議声明
11月14日、全国農団労中央執行委員会は「規制改革推進会議の『農協改革に関する意見』に対する抗議声明」を出しました。
抗議声明はこちら ⇒ 規制改革推進会議の『農協改革に関する意見』に対する抗議声明
TPP協定承認案
衆議院通過に断固抗議する
11月10日、TPP協定承認案が衆議院を通過したことに対し、全国農団労はフード連合・国公連合の三者で「国民的合意なきTPP批准に対する抗議声明」を出しました。
抗議声明はこちら ⇒ 国民的合意なきTPP批准に対する抗議声明
TPP「大筋合意」を糾弾する
10月5日に報じられたTPP「大筋合意」に対し、全国農団労は<TPP「大筋合意」を糾弾する声明>を出しました。
声明文はこちら ⇒ TPP「大筋合意」を糾弾する声明
TPP交渉で要請
三産別で連合へ申し入れ
12月6日、全国農団労はフード連合・国公連合と共に「TPP交渉に関する要請」を連合に申し入れた。政府に対してTPP交渉の情報開示や、国民的議論なき妥結を行わないよう強く働きかけるよう要請した。
要請内容はこちら ⇒ TPP交渉に関する要請
TPP参加表明に強く抗議する
3月15日、安倍総理はTPP交渉に参加することを表明した。全国農団労は、2010年の菅直人総理(当時)による突然のTPP交渉参加発言以降、一貫してTPP反対を訴え、他の労働組合・団体・市民に対してもTPPの危険性や問題点を拡げる取り組みを中央・地方を問わず継続して来た。全国農団労は今回のTPP参加表明に対し強く抗議するとともに、TPP交渉参加表明に対する談話及び9産別(フード連合、国公連合、全国農団労、日教組、全水道、全労金、森林労連、建設連合、労済労連)声明を発表したので、以下に全文を掲載する。
・TPP交渉参加表明に対する農団労の談話
・政府のTPP交渉参加表明に対する声明
2012年国際協同組合年に関する取り組み(11/17update)
特例年金の早期清算に向けた確実な一時金払い選択に関する要請
TPP交渉参加 民主党PTへの要請