委員長より

2019”春季生活闘争勝利に向けて

2019年3月

大谷委員長 あらためて確認したい。労働組合は労働者を守るための組織であり、民主主義の担い手でもある。労働組合の目的は、一人ひとりの弱い労働者が束になることで力を得て、働く者の権利・労働条件や生活基盤を守ることにある。振り返って私たちの労働組合は、そのことが実践でき働く者の環境整備なされているのかを、19春闘開始にあたり考えなければならない。
 とりまく現状は、富裕層に所得が集中し労働分配率は確実に下がり続け、結果としてデフレ脱却も経済循環も実現していない。そのためには、賃金を上げていくことが不可欠であることを再認識しなければならない。
 そのことを示している一つに、雇用状況は比較的良好で、特に新卒は売り手市場と言われている。然し、日本生産性本部の意識調査によれば、『将来リストラなどはある』と思っている人は、≒4割に上るとのこと。安倍総理は、『景気は確実に拡大しているし、雇用は改善している…』と主張するが、将来に不安を招いている者がこれほど多いことを私たち労働組合は問題とし、不安を解消すべく19春闘を交渉しなければならない。その不安を解消するためには、現状認識を抑えておかなければならない…。1990年以降系統組織(企業含)は、グロ―バル化という名の基に、生産性向上施策に伴い雇用を削減または非正規化することで総額人件費を削減し、経営を安定化してきた。その結果、内需は冷え込み、人材が育たなくなった。且つ、広域合併を繰り返すことで系統組織の経営を維持してきたことは否定のしようがないし、経営は維持できても働く者の生活は豊かにならないし、推進事業は多種に亘っているのが現状である。そのことが先の意識調査に示された『将来不安』につながっている一つの要因ではないのか。
 では、具体的に職場では何が起きているのか…。一言で『人手不足』とりわけ若年層が不足しているから、中堅層がその分の仕事も背負い多忙になっていること、さらにはベテラン層(管理職定義)も日々の業務多忙(生産性向上)のため全体的な把握が困難化し、人材育成が後回しとなり中途退職者が生まれ、系統組織の組織運営や経営に支障が出来ているのではないのか。
 いま農業は、自立的な発展に必要な保障を与えられないまま、『貿易自由化』の嵐にさらされ、食料自給率が発達した資本主義国では最低の水準に落ち込み、農業振興の前途を見出せない状況にある。また、このことが系統組織の再編につながっている要因でもある。
 2019”春季生活闘争は系統農協と農業再建の闘いでもある納得出来うる交渉を展開しようではないか…。
 且つ、そのために必要なことは、来る『統一地方選挙とその先にある参議院選挙』である。安倍政権の農業政策の基礎は、『日本農業が潰れるのは、日本農業自体に競争力がないからであり、その原因は規模拡大が進まない農地制度と農協の存在にある』とし、国の農業・農協改革の本質は、『日本農業解体と農協の解体』がキーワードであり『アメリカ型民主主義 新自由主義 グローバル化』が正しいとの価値観のもと系統の株式会社化を求めていること。そのための法改正を進めている。この安倍政権にストップを掛けなければならない闘いが、『統一地方選挙であり参議院選挙』だ。
 全国農団労は、統一地方選挙に組織内候補として、長野県議会候補『うずはし 茂人氏』と徳島市議会候補『春田 ひろし氏』を擁立する。長野県農団労および徳島県農協労連の仲間の皆さんは勿論、全国の仲間の皆さんの支援をお願いする。
 19春闘並びに統一地方選挙ともに勝利を確信すべく奮闘しよう…。


2019運動開始にあたり――なかまのみなさんへ(2019/1)

2018運動の前進に向けて(2018/6)

2018運動の前進に向けて(2018/1)

結集する”なかま”のみなさんへ(2017/10)

運動開始・・組合員(なかま)の心をひとつに!(2017/8)

17春闘総括論議の徹底と運動方針の論議を(2017/5)

2017”国民春季生活闘争(2017/3)

2017の幕開け”一致団結奮闘しよう!(2017/1)

仲間の皆さん・・運動方針の実践に向け奮闘を(2016/8)

2016春闘総括!! 労使の信頼関係を不動のものに(2016/5)

2016”春闘開始 ・・ 自信と確信を(2016/3)

2016”春季生活闘争 開始にあたり(2016/1)

組織力量を強固にし…、秋・年の取り組みを(2015/9)

労使交渉の重要性を再確認し、方針の実践を!(2015/8)

運動総括を踏まえ――第28回全国大会へ(2015/6)

2015”春季生活闘争・・あきらめるな(2015/3)

2015運動の“開始”にあたり(2015/1)

衆議院選挙――確かな一票を…(2014/11)

2014年度の運動開始にあたり(2014/8)

14”春闘総括を徹底し第27回全国大会に結集を!(2014/6)

2014”春季生活闘争の勝利を目指して(2014/3)

2014年 系統組織に結集する仲間のみなさんへ(2014/1)

あらためて・・特定秘密保護法案の廃案の運動を…(2013/11)

いま、改めて組織の総力を… 2013”秋・年闘争の開始(2013/10)

農団労運動の方向に向け新たな一歩を…(2013/8)

農業・農協の大転換期の時代へ 総括論議を踏まえ、これからの方向を(2013/6)

TPPへの参加表明に断固反対し、運動のさらなる強化を!(2013/3)

2013”春季生活闘争の開始に向けて(2013/1)

政策を見据え・・信念を持つ候補者を国会へ(2012/11)

2012”秋季・年末の取り組み課題と改善に向け(2012/10)

向こう1年間の運動に・・・仲間の皆さんへ(2012/7)

2012”春闘を総括し、全国農団労 第25回大会への結集を!(2012/5)

2012”農団労 春季生活闘争に向けて(2012/3)

2012”運動開始にあたり(2012/1)

2011”秋季・年末の取り組みに向けて(2011/10)

『組織』、なぜ『組織』は重要なのか 向こう1年間の活動を実践するために(2011/8)

大会は向こう1年間の活動目標を明確にし労働組合の存在意義を確認する場

地域の『希薄化』を防ぐのは協同組合の原点『絆』―― 東北地方太平洋沖大地震・大津波災害 ――

2011”春季生活闘争の開始―課題解決に向けどう取り組む

労働組合は――仲間のために闘う組織 秋季・年末闘争をあきらめるな

運動課題の実践に向け一丸となり頑張ろう!!――第23回大会を終えて――

2010”春季生活闘争の総括を徹底し 向こう1年間の運動を展望しよう!!

2010”春季生活闘争の開始――頑張ろう!!

09”秋季・年末の取り組みが開始!!最後まであきらめず労使協議を…

組合員の協力に感謝――政権交代を実現 農協と農業再建の第一歩に!!

困難な時ほど――原点に戻った運動の実践を―全国農団労第22回定期大会―

いよいよ総選挙――日本の歴史を変える日に

09”春季闘争の総括と新たな運動方針論議を

09”春季生活闘争 賃金闘争を実現するために…交渉ポイント

09”春季生活闘争 開始にあたって

『組織内、推薦』候補必勝のための活動 気を緩めず最後まで頑張りぬこう!!

総選挙に関心を持ち…日本の方向性を正そう!

新たな気持ちで運動の前進を!!

全国農団労 第21回大会に結集し 労使関係の在り方の論議を!!

08”春季生活闘争を開始するにあたって

08” 実り多き一年であることを願う!!

委員長就任にあたって