委員長より

結集する”なかま”のみなさんへ

2017年10月

大谷委員長 衆議院が解散した――。国民に信を問う理由、いわゆる『大儀』が無ければ、みだりに行使してはいけないというのが、政界や憲法学の常識だ。考えてみれば今回の解散決定は、国会に対する総理の政治姿勢にも通底するものがある。審議時間さえ費やせばいいとして、委員会審議を省略し『共謀罪』。森友・加計学園問題では国会閉会後になって『真摯に説明する』と平然と言ってのけた。最後は国会の開会要求を無視続け、臨時国会冒頭に解散する。これだけでも安倍政権不信任である。
 安倍政権の特徴は『支配と統治』にある。この間の農業・系統組織への改革、方策はもとより、安倍政権下で審議された一連の重要法案は一回限りの国会で審議され、いずれも成立してきた。安保法制も今回の共謀罪も国民の理解が深まっていないにも関わらず無理やり通した。安倍政権のもう一つの特徴は非立憲的な態度であるということ。
 今回の総選挙で改憲勢力が3分の2を保てば、改憲に進むだろう。根底には総理が党内論議を経ずに改憲問題を私物化した流れがある。政権維持できなければ改憲はないし、改憲がなければ政権維持もないであろう。
 振り返り、総理の『連戦連勝』は低い投票率に依存している。それは有権者が政治に幻滅しているからで、これまで受け皿を作れなかった民進党ら野党の責任でもあった。無党派層のうねりがなかったということでもある。
 なかまの皆さん――、政治を諦めるのではなく、この間の安倍政権の政治・政策手法を変えるためにどれだけ多くの有権者が投票できるか。少しでも『まじめな政治』のために何ができるかを考えようではありませんか。
 国民の選択肢として結党された『希望の党』・・・。然し、その『希望の党』側の憲法観や安全保障法制への考え方が異にする人間は選別・排除するという手法は全く理がない。いま問われていることは安倍政権に終止符を打ち、国民目線の政治を取り戻すことであろう。これでは保守の二大政党であり、『立憲民主党』を立ち上げざるを得ないことは必然であろう。『どんな手段を使っても、安倍政権を止めなければならない・・・。理想の社会をつくるため、好き勝手な安倍政権を終わらせるため、もう一度2大政党をつくるために、名を捨てて実をとる・・・』と語った民進党の前原代表の言葉は何だったのか。且つ、前原・小池会談は・・・。
 全国農団労は組織内候補として、長野選挙区から篠原氏を立候補予定している(10月3日:現段階では無所属か、政党所属か、は検討中)。なかまの皆さんの奮闘をお願いしたい。一方、これまで組織内候補として様々な政策立案に協力いただいた静岡選挙区の小山氏については、今後とも農団労の政策に理解いただけるのかの調整を行ったうえでの判断としている。
 この数年に亘り、安倍政権下で新自由主義的な政策が推し進められ、家族農業と系統組織に対する弱体化や解体に向けた攻撃は止まることはない。農協法等改正、規制改革会議と連携し、農業関連8法案の成立、等々。その狙いは地域農業・農家をバラバラにし、市場や大資本と系統組織が対峙する構図をつくりだすことで総合農協解体を目指すことにあることは否定できない。
 今回の総選挙は私たちが運動方針で確認してきた安倍政権の地域崩壊の政策つまりは、市場原理主義・新自由主義に抗して協同組合組織とコミュニティを守るため、地域社会の担い手である地域農協を再生するための総選挙でもある。立ち上がらなければならない。それぞれの候補者の政治理念・・・考え方を見極め、必ず一票を投票しようではありませんか。
 他方・・・総選挙の公示日が秋季要求日と重なる。然し、私たちの働く環境がおろそかになってはいけない。総選挙を理由に秋季・年末活動の取り組みが後手になることがあってはならないことを確認し、なかまの皆さんへの訴えとする。


運動開始・・組合員(なかま)の心をひとつに!(2017/8)

17春闘総括論議の徹底と運動方針の論議を(2017/5)

2017”国民春季生活闘争(2017/3)

2017の幕開け”一致団結奮闘しよう!(2017/1)

仲間の皆さん・・運動方針の実践に向け奮闘を(2016/8)

2016春闘総括!! 労使の信頼関係を不動のものに(2016/5)

2016”春闘開始 ・・ 自信と確信を(2016/3)

2016”春季生活闘争 開始にあたり(2016/1)

組織力量を強固にし…、秋・年の取り組みを(2015/9)

労使交渉の重要性を再確認し、方針の実践を!(2015/8)

運動総括を踏まえ――第28回全国大会へ(2015/6)

2015”春季生活闘争・・あきらめるな(2015/3)

2015運動の“開始”にあたり(2015/1)

衆議院選挙――確かな一票を…(2014/11)

2014年度の運動開始にあたり(2014/8)

14”春闘総括を徹底し第27回全国大会に結集を!(2014/6)

2014”春季生活闘争の勝利を目指して(2014/3)

2014年 系統組織に結集する仲間のみなさんへ(2014/1)

あらためて・・特定秘密保護法案の廃案の運動を・・・(2013/11)

いま、改めて組織の総力を… 2013”秋・年闘争の開始(2013/10)

農団労運動の方向に向け新たな一歩を…(2013/8)

農業・農協の大転換期の時代へ 総括論議を踏まえ、これからの方向を(2013/6)

TPPへの参加表明に断固反対し、運動のさらなる強化を!(2013/3)

2013”春季生活闘争の開始に向けて(2013/1)

政策を見据え・・信念を持つ候補者を国会へ(2012/11)

2012”秋季・年末の取り組み課題と改善に向け(2012/10)

向こう1年間の運動に・・・仲間の皆さんへ(2012/7)

2012”春闘を総括し、全国農団労 第25回大会への結集を!(2012/5)

2012”農団労 春季生活闘争に向けて(2012/3)

2012”運動開始にあたり(2012/1)

2011”秋季・年末の取り組みに向けて(2011/10)

『組織』、なぜ『組織』は重要なのか 向こう1年間の活動を実践するために(2011/8)

大会は向こう1年間の活動目標を明確にし労働組合の存在意義を確認する場

地域の『希薄化』を防ぐのは協同組合の原点『絆』―― 東北地方太平洋沖大地震・大津波災害 ――

2011”春季生活闘争の開始―課題解決に向けどう取り組む

労働組合は――仲間のために闘う組織 秋季・年末闘争をあきらめるな

運動課題の実践に向け一丸となり頑張ろう!!――第23回大会を終えて――

2010”春季生活闘争の総括を徹底し 向こう1年間の運動を展望しよう!!

2010”春季生活闘争の開始――頑張ろう!!

09”秋季・年末の取り組みが開始!!最後まであきらめず労使協議を…

組合員の協力に感謝――政権交代を実現 農協と農業再建の第一歩に!!

困難な時ほど――原点に戻った運動の実践を―全国農団労第22回定期大会―

いよいよ総選挙――日本の歴史を変える日に

09”春季闘争の総括と新たな運動方針論議を

09”春季生活闘争 賃金闘争を実現するために…交渉ポイント

09”春季生活闘争 開始にあたって

『組織内、推薦』候補必勝のための活動 気を緩めず最後まで頑張りぬこう!!

総選挙に関心を持ち…日本の方向性を正そう!

新たな気持ちで運動の前進を!!

全国農団労 第21回大会に結集し 労使関係の在り方の論議を!!

08”春季生活闘争を開始するにあたって

08” 実り多き一年であることを願う!!

委員長就任にあたって