委員長より

運動開始・・組合員(なかま)の心をひとつに!

2017年8月

大谷委員長 全国大会を終え一息・・・。そこにある県産別の(新)執行部から『私は執行部に選出されたからには、もっと労働組合の活性化を高めたい・・・今のままではだめだと考えています・・・。』という挨拶(?)。私は、「そうですね」と返答しつつ次のような質問をした。『活性化したというのは、どんな指標で測られるのだろうか。職場集会の出席率?全体集会や大会での発言頻度や内容?組合主催のレク行事への出席率? 動員数?』。『そうした指標で測られる活性化度が高まったとしたら、どんな良いことがあるのでしょうか、』と。当然、困惑したような感じで少し話をし、握手し、またの機会にと・・・。
 『活性化を高めたい』という運動課題は間違いではない。然し問題は、なぜ今『活性化』を仕切れていないのかということである。つまり運動課題の立て方の順序が若干外れているのではないのか、と私は考えている。
 職場でどんな問題があるのか、組合員たちはいま何に苦しんでいるのか、何を望んでいるのか。そうした声に耳を傾け、拾い上げる。こうした姿勢の方がはるかに重要だと私は思うし考える。
 17”春闘時での講演会で活動の参考となる良い話を聞いた。増産につぐ増産で、残業が多く、職場は疲れ果てていた。春闘前のアンケート調査でも、残業をなんとかしてくれとの声が多くあがった。労働組合の委員長は小さな紙切れを現場に配布し、第一線で働く組合員にみんなの思いを手書きで書いてくれるよう頼んだ。はしり書き、なぐり書きの声が予想以上に集まった。委員長はその全てをコピ―して、交渉の席で社長以下経営陣に見せた。しばらくのやり取り(数回の団交)が続き、経営陣は現場がそんなに疲弊しているとは思っていなかった、と正直な姿勢に・・・。結果、当然要員増と時間削減に向けた労使委員会が設けられることとなった。
 委員長は、決して『活性化』を目指して、事をやったわけではない。組合員のなかまの率直な声をすくい上げようとしただけであろう。だが、大きな成果をあげた。但し、その後の労使委員会のあり方が最大の問題であることは、言うまでもない。
 『活性化』とは組合員のなかまの『悩み』に率直に耳を傾け、その解決策を探れば自ずと労働組合への信頼が生まれ結集力が高まり『活性化』するものである。
 いずれにしても、組合役員は大変であることに間違いはない。然し、その献身ぶりは誰かが見ている。誰かがよくやっているねと言ってくれたら、それで良いのではないだろうか。もし誰かに『そんな努力をしても、高い組合費の割には、組合は何もやっていない』と批判されたら、次のように言えばよいのでは・・・。
 『みんなの声を吸い上げ、働く者の権利を守っているのは私たちですよ。それをあなたは知っていますか。』と・・・。
 問題は、そんなことが胸張って言える労働組合であるか否か、なのである。
 これまた先日ある単組のなかまからこんなメールが届いた。『・・退職者が一向に減少しません・・3年から5年で退職します。その理由は将来が見えないこと。サービス残業は当然、推進、推進の日々、管理職は定時退社、ただ職員に全てを押し付けるだけ、このことに労働組合も違和感を覚えつつ、何の取り組みも・・・』と言った。職場の現状を訴えるメールである。やはり前述の中小企業の労働組合の取り組みを、私たちは活かさなければならない。組合員、つまりはなかまを途方にくれさせないために。
 労働組合の果たすべき役割などと、大上段に構えなくても、組合員、なかま=農家組合員、利用者を大事にしていけば、自ずと途は拓かれる。
 いま、互いに確認しておかなければならないことは、少子・高齢化等々における地域の限界、このことに対し、どう考え・行動を実践するのか。且つ、アベノミクス型農業導入や、農協法改正、全農をはじめとする農協組織の株式会社か事業分割の動きが強まる中で、産別組織をどう活用し、抗していくのか、あるいは、労働条件・雇用の維持向上に加えて、政策立案とその政策を実現するための運動展開をどう実践するのか・・・。改めて労働組合とは、『モノ』を言う(発信する)組織 『モノ』がキチンと発信されている農協は健全だということを確認し合おうではありませんか。
 何かの縁あって、この1年間の執行部を引き受けたわけだ。我武者羅に『当たり前』のことに全力を注ごうではありませんか。
 組合員、なかまの皆さん。この1年間一緒に頑張りましょう。職場の労働組合の活性化を目指し・・・。


17春闘総括論議の徹底と運動方針の論議を(2017/5)

2017”国民春季生活闘争(2017/3)

2017の幕開け”一致団結奮闘しよう!(2017/1)

仲間の皆さん・・運動方針の実践に向け奮闘を(2016/8)

2016春闘総括!! 労使の信頼関係を不動のものに(2016/5)

2016”春闘開始 ・・ 自信と確信を(2016/3)

2016”春季生活闘争 開始にあたり(2016/1)

組織力量を強固にし…、秋・年の取り組みを(2015/9)

労使交渉の重要性を再確認し、方針の実践を!(2015/8)

運動総括を踏まえ――第28回全国大会へ(2015/6)

2015”春季生活闘争・・あきらめるな(2015/3)

2015運動の“開始”にあたり(2015/1)

衆議院選挙――確かな一票を…(2014/11)

2014年度の運動開始にあたり(2014/8)

14”春闘総括を徹底し第27回全国大会に結集を!(2014/6)

2014”春季生活闘争の勝利を目指して(2014/3)

2014年 系統組織に結集する仲間のみなさんへ(2014/1)

あらためて・・特定秘密保護法案の廃案の運動を・・・(2013/11)

いま、改めて組織の総力を… 2013”秋・年闘争の開始(2013/10)

農団労運動の方向に向け新たな一歩を…(2013/8)

農業・農協の大転換期の時代へ 総括論議を踏まえ、これからの方向を(2013/6)

TPPへの参加表明に断固反対し、運動のさらなる強化を!(2013/3)

2013”春季生活闘争の開始に向けて(2013/1)

政策を見据え・・信念を持つ候補者を国会へ(2012/11)

2012”秋季・年末の取り組み課題と改善に向け(2012/10)

向こう1年間の運動に・・・仲間の皆さんへ(2012/7)

2012”春闘を総括し、全国農団労 第25回大会への結集を!(2012/5)

2012”農団労 春季生活闘争に向けて(2012/3)

2012”運動開始にあたり(2012/1)

2011”秋季・年末の取り組みに向けて(2011/10)

『組織』、なぜ『組織』は重要なのか 向こう1年間の活動を実践するために(2011/8)

大会は向こう1年間の活動目標を明確にし労働組合の存在意義を確認する場

地域の『希薄化』を防ぐのは協同組合の原点『絆』―― 東北地方太平洋沖大地震・大津波災害 ――

2011”春季生活闘争の開始―課題解決に向けどう取り組む

労働組合は――仲間のために闘う組織 秋季・年末闘争をあきらめるな

運動課題の実践に向け一丸となり頑張ろう!!――第23回大会を終えて――

2010”春季生活闘争の総括を徹底し 向こう1年間の運動を展望しよう!!

2010”春季生活闘争の開始――頑張ろう!!

09”秋季・年末の取り組みが開始!!最後まであきらめず労使協議を…

組合員の協力に感謝――政権交代を実現 農協と農業再建の第一歩に!!

困難な時ほど――原点に戻った運動の実践を―全国農団労第22回定期大会―

いよいよ総選挙――日本の歴史を変える日に

09”春季闘争の総括と新たな運動方針論議を

09”春季生活闘争 賃金闘争を実現するために…交渉ポイント

09”春季生活闘争 開始にあたって

『組織内、推薦』候補必勝のための活動 気を緩めず最後まで頑張りぬこう!!

総選挙に関心を持ち…日本の方向性を正そう!

新たな気持ちで運動の前進を!!

全国農団労 第21回大会に結集し 労使関係の在り方の論議を!!

08”春季生活闘争を開始するにあたって

08” 実り多き一年であることを願う!!

委員長就任にあたって